ACRニューウエットブラスターはノズルにウエット・ノズルホルダーを取り付け、ブラスト噴射にあわせて水を霧幕状にして噴射。粉塵を外側より包み込んで飛散を防止します。
ウエットノズルは吸気ジェット方式により、水を霧幕上で噴射し、研削材・破片・微粉塵にいたるまで完全にとらえることができます。したがって、いままでブラスト作業ができなかった場所でも処理能力が変わらずクリーンな環境で容易にできるようになりました。
なお、用途によって乾式ブラスト機としてもご使用できます。
- 処理方式
- 手動処理
装置の特徴
特長
- 現在ご使用のブラスト機に接続が可能。
- 集塵効果は微粉塵にいたるまで完全に防止できます。
- 一時防錆材混合液を使用するので、塗装との対応性に優れています。
- 乾式ブラストと処理能力はほとんど変わりません。
- 研掃面の確認がしやすく、作業効率に優れています。
- 人体に比較的無害な重曹を研削材に使用すると、重曹ブラスターになります。
取り扱い方法
- 空気元バルブを開いてください(減圧弁2kg/cm3にセット)
- 攪拌バルブを開いてください。
- 水溜めタンクに水を入れ適量の防錆剤を滴下してください。
- 調圧弁を開き、平地では空気減圧弁2kg/cm3で混合液を圧送してください。
高い場所での作業は10mあがるごとに1kg/cm3圧力をあげて圧送するようにすると、作業に支障はありません。 - 混合液放出弁に混合液ホースを接続し放出弁を開いてください。
これでウエットブラスターの準備は完了です。 - 混合液ホースをブラストホースの先端にあるホルダー部に接続し、ウエットノズルを取り付けます。
- ノズルを先端噴射口部に挿入してください。
- ノズルの手元にある混合液流量調節弁を開放し、研掃作業を行ってください。
混合液の量が少ないとウエットブラスターの効果が十分に発揮されません。粉塵飛散・研削材粒子の大きさなどを考慮して、調節弁を開放してください。 - ブラスト終了後は研削材の噴射を止め、防錆液のみで表面を洗い流し、表面に残る水分は空気噴射によって水膜が残すことなくきれいに表面処理をしてください。
